トリッパ(ハチノス)のカラブリア風 ピリ辛煮込み

 

 

今日は、トリッパをカラブリア風のピリ辛煮込みにしてグラナパダーノチーズを掛けた、ピリッ!と辛いけど旨味たっぷりな一品のご紹介です。

まず、トリッパとは牛の胃のこと。

牛には4つの胃がありますが、イタリア語でトリッパは2つ目の胃のことで、日本では「ハチノス」と呼ばれています。


トリッパの食感はしっかりとしていて弾力があるので一口サイズに切り食べやすくしています。
カラブリア風という事でトマトソースを唐辛子でピリ辛に仕上げていて、トリッパを噛むたびにピリッと来るのでクセになります!

 

なぜカラブリア風かというと、暖かい南部のカラブリアでは昔、食材が腐らないように保存していた名残りがあって、唐辛子を使った料理が多いことからきています。

鷹の爪の名産地でもあり、郷土色を強く出すイタリア料理としてもピリ辛料理が多いです。


仕上げのグラナパダーノチーズがピリ辛のソースに旨味とコクを加えてくれるので、更に美味しくなっています。

 

ちなみにハチノスは、名前のように蜂の巣のようなヒダがあるのが特徴です。

こちらのトリッパのパスタの画像↑だとよく見えるかと思います。

 

 

夏になると辛い物が食べたくなりますが、これからの夏バテ対策としても是非トリッパをお召し上がりください!